30年ぶりのピアノ~2010年~
Category: 趣味ピアノびと


「のだめカンタービレ」で流れる、ベートーヴェンのソナタ「悲愴」第二楽章 くらいは
その気になれば、すぐに弾けると安易に思っていた。
その昔、発表会で第一楽章を弾いた後、先生に習って「◎まる」をもらっていた曲だったから。
それが大きな勘違い。
頭の中では名曲が鳴り響いているが、まったくもって指が動かないので、自分が鳴らす音は
散々だった。すぐに投げ出したくなった。
中学生だったら、ホントに投げ出していたと思う。
でもそうならなかった。
年をとったから?
練習方法を考えてみた。
取り合えず 右手ばかり 左手ばかり 何度も弾いてみる。
取り合えず 超最低速度で 弾いてみる。
取り合えず フォルテで 弾いてみる。
そして、浮気する。
悲愴第二楽章すら弾けないのに、まったく新しい曲のメロディーなどを
弾いてみる。
下手な上に、飽きっぽい。 性格を変えるなんていう難題にはもう取り組まない。
ひたすら、「(悲愴じゃなくて)悲惨だな」なんていうセリフに 自分の音を重ねて
20分は 練習することを決めた。
はて さて 続くか?! さっぱり自信がなかったあの頃・・・