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悲愴第二楽章のハードルを上げる

Category: 趣味ピアノびと  

話しが古くて恐縮だが、また「のだめカンタービレ」である。

千秋が初めてのだめのピアノを耳にした時、のだめが弾いていたのが「悲愴 第二楽章」である。
二人の出会いの曲、そして映画最終章でも流れる曲。

ただ音をなぞって弾くのが第一段階とすれば、この曲を深く解釈しようとしてから
弾くのでは、同じ曲でも随分と難易度があがる。
中学生だった私が、第一段階で◎をもらったとすれば、今はもう少しハードルをあげても良いかと
自分にプレッシャーをかけてみる。



『「Adagio cantabile」
この第二楽章は穏やかで気品にあふれ、ベートーヴェンの残したもっとも優美なアダージョとも
言われている。
また、この傑出した美しさ、抒情的な歌心は豊かな情緒をたたえているが、同時に音楽語法や形式の
上での均整が簡潔に志向されている。

ゆっくりと歌わせる事が主眼だが、P, PPだけで構成されていて、その音量にsf rf creseをかけて行くという、非常に神経を研ぎ澄まさなくてはいけない曲でもある。
歌いつつも、ピリピリしなくては行けない、と言う事を的確に処理しようとすると、テンポは遅くなる。
とにかく抑えることになる。』


この解釈を読んだ時、果てさて昔はどのように習ったのかさっぱり記憶がないことにも驚いたが、
P, PP,のみで構成されている事になんて、気付いてもいなかった。
驚きである。

それらを踏まえて弾いてみると、途端に難しくなる。
勝手にフォルテを混ぜて、スピードにものせて、ドラマチックに弾いた方が、断然簡単なのだと改めて気付く。

おさえておさえて、ゆっくりと歌わせる曲。
そうやって自分にプレッシャーをかけ意識した曲が、どのように聞こえているのかさっぱりだが、
ただ指で音を鳴らすから、少しは進歩している気がする練習である。





 2013_08_11


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プロフィール

片づけアドバイザー

AUTEUR:片づけアドバイザー
NPO法人スーリールファム

理事の安井恭子です。

企業OL生活約20年の後、片づけが苦手な人を手伝ってあげたいと
勝手な使命感に燃え2012年マスターライフオーガナイザー取得(2019年脱退)
2014年にインテリアコーディネーター資格を取得し片づけアドバイザーに。
2017年4月よりNPO法人スーリールファム理事。



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